内容説明
謙虚さ、優しさ、想像力―壁にぶつかったからこそわかった「日本人の良さ」。日常の中に能や茶道を取り入れて、幸せになれるヒント。日本でおばあちゃまになった在日ブラジル人の痛冠エッセイ。
目次
第1部 ブラジル発、日本文化の再発見(狭い国土と四季の変化から生まれるもの;沈黙と不足の美学;伝統的なスローモーション)
第2部 沈黙のコミュニケーション(夫を亡くしてから分かってきた「日本人の心」;年老いて、特に感じる日本的な会話の心地よさ;風土に育まれ根付いた「優しさ」)
第3部 「悪いけど、日本人じゃないね」と言われて(悩めるアイデンティティー;ブラジル人の気質の影響;いてはいけない場所にいる感覚)
第4部 ちょっと間違えてみませんか?(間違いにこだわらないブラジル人;プライド、この邪魔もの!;ブラジル人を少し真似る…楽になるかも)
美しき悟り笑いと悲しみの融合
著者等紹介
日向ノエミア[ヒナタノエミア]
1942年12月8日、日系移民の両親の長女として生まれる。サンパウロ大学仏文学科卒業後、24歳で初来日。東京都費留学生として、東京都立大学(現・首都大学東京)国文学科で学ぶ。同大学の学生だった日向茂男氏と結婚、オーストラリアのモナッシュ大学フランス文学学科の修士課程で1年間学んだ後、1971年ブラジルに帰国。1974年、サンパウロ大学仏文学科で修士課程修了。同年、再来日。2児を育てながら、早稲田大学、上智大学、慶應義塾大学、東京外国語大学などで、非常勤講師としてポルトガル語及びブラジル文学を教える(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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